ダン吉の日常

ダン吉の趣味の部屋やで

梅太郎伝説

23.まばゆい光 #梅太郎伝説 目指せあと137話

まばゆい光により、梅太郎たちにかかっている効果が無効になった。 …なお元々無効であったので無効である。 スパン ドスン シャー 何かすごい音がしているが、まだ見えない。 === 梅太郎とシャフトは、やっと目の前が見えるようになった。 そこには、、、 町…

22.大根おろし #梅太郎伝説 目指せあと138話

梅太郎一行は、はじまりの町に戻った。 相変わらず小さい町だ。 町長には、結構戻らないと言った手前、 もう戻ってきてしまった。 しかも理由が、切り干し大根を作ってほしいという内容である。 なんとも恥ずかしい理由であるが、ここから南に行くには仕方が…

21.美味しいもの #梅太郎伝説 目指せあと139話

野次馬に紛れてP.パンプキンのパンプキンの家が無残にも粉々になっている横を通って城に向かう。 城の門番は誰もいない。 よし、これでなかに入れる。 堂々と正面突破だ。 === 城内の兵士も応援に行っているらしく手薄になっている。 というよりかは、こ…

20.えい! #梅太郎伝説 目指せあと140話

外に出てきた。 なんとも言えない空気。 シンプルに腹が立つ。どうしたものか。 城にも入ることができなかったし、もうフラグを回収するようなところはなさそう。 「…」 ん?シャフトが、うつむき加減に震えている。 これは、ぶち切れているようだ。 話しか…

19.ハイラル城潜入 #梅太郎伝説 目指せあと141話

ということで、ミッションは失敗だった。 === 中に侵入できたが、さてどうするか。 「おい、お前たちは、侵入者だな?」 え?いきなり?なんで? 「そ、そんなことない。この格好を見てくださいよ。着替えを取りに来ただけです。」 「そうか、では、小隊…

18.思いがけないこと #梅太郎伝説 目指せあと142話

シャツとトランクスの男につれられて、城の東側に向かった。 とりあえず、適当な状況を説明してシャフトも一緒に行くことにした。 …しかし、どうでもいいけど、もう兵士の服を着ているので、 中に入る必要はない気がするが。。。 このチャンスを逃すわけには…

17.作戦変更 #梅太郎伝説 目指せあと143話

さあ、さあどうしたものか。今の状況を整理すると、 ・人がいること ・兵士の服がないこと …結構絶望的な状況な気がするが。。。 どうしようか。一回外に出てシャフトに状況を伝えるか? うーん。それをやっても、解決はしないだろう。 どうしよう、どうしよ…

16.突入 #梅太郎伝説 目指せあと144話

午前二時前、作戦通り近くの茂みにシャフトと二人で隠れた。 息をひそめて、じっと状況を見つめていた。心臓の高鳴りが消えない。 と、その時、兵士が動き出した。情報通り、門番が場所を離れた。 よし、突入!! まずは、西の休憩所についた。シャフトは、…

15.作戦会議 #梅太郎伝説 目指せあと145話

宿屋についた。 はじまりの街に戻っても良かったけど、地味に遠いし、地味に敵が出てくるし、やめた。なぜならシャフトが手に入れた1000Gがあるからだ。 宿屋は、そこまで大きくない。部屋も2つしかない。ひと部屋は誰かほかの人が宿泊しているようなので、…

14.有力な情報 ♯梅太郎伝説 あと目指せ146話

「ほーれ、ほーれ」 シャフトは、ベタベタのパンプキン漬けやくそうをP.パンプキンの前で見せびらかした。シャフトの袋は、見るも無残にベタベタだ。 「わ、わかった。い、いいことを教えてやる。だ、だから、そ、それをは、早く、、、」 「ダメだ、先に情報…

13.パンプキン #梅太郎伝説 目指せあと147話

はしごを降りると、目の前に部屋が広がっていた。 部屋の中は、物が整然と整理されて置かれていた。中々の広さであった。 「こんにちは、誰かいますか?」 話しかけてみるが、反応がない。恐る恐る部屋を突き進む。 ガサゴソ !?何か物音がした、誰かがいるら…

#梅太郎伝説 語り

今日は、梅太郎伝説について殴り書くよ。 Re:ゼロから始める異世界生活をプライムビデオで見た。 ダークな感じで、話が作りこまれて面白かった。 好きな漫画である鋼の錬金術師とはまた違った面白かった。 第二期も始まり、先が気になって小説を読みたくな…

12.ハイラル城下 #梅太郎伝説

田舎のお城の城下町ではあるが、賑わっている。 武器屋や宿屋、道具屋。よくある最低限の店は揃っているようだ。 さて、まずは情報収集からか。 「こんにちは。」 「よう、少年。ここはハイラル城下だ。今日も賑わってるぜ。」 「そうなんですね、あの、南に…

11.道中 #梅太郎伝説

はじまりの町は、いつも通り静かな場所であった。 それでは早速、外の世界に出てみますか。 南に進み、外に差し掛かったところ、 「なあ、梅太郎。町長に挨拶しておこうぜ。」 この町を管理する町長。 特になんの特徴もない人で、別に言わなくていいんじゃな…

10.はじめてのボス戦 #梅太郎伝説

顔に一発、手首に一発、胴に二発。 剣道みたいな攻撃をかました。なんとなく手応えはあった。 一方シャフトは、手裏剣をバシバシ投げている。 が、ほとんど届いていない。 ただ、当たったらクリティカルヒットしているようでダメージはトントンのようだ。 ▷…

9.エンマ #梅太郎伝説

ドアの向こうに入ると、 とてつもなく大きな柱が6本ある。 まるでここまで来いと導かれるように整列されている。 薄暗く、湿った空気が漂っている。 奥まで見えない。 恐怖という言葉が似合いそうだ。 あまり怖がりではないが、体は正直で 足が震えて止まら…

8.とびら #梅太郎伝説

エンマがいるであろう部屋は、10 m四方の大きなアーチを描いて迫力があった。 …しかし、どうやって開けるんだ? 押してみたがびくともしない。 「なあ、梅太郎。多分、これは何か呪文がいるんじゃねぇか?開けゴマ的なさ。この洞窟のどこかにきっとヒントが…

7.大きな洞窟 #梅太郎伝説

犬、猿、キジを撃破した梅太郎とシャフトは、洞窟へと足を運んだ。 とてもオーソドックスな洞窟のようだ。 ウォォォオ…ウォォォオ… 奥からずっと唸りが聞こえて来る。 これは、ボス感がヒシヒシ伝わってくる。 足が少しすくんだが、とりあえず進むことにした…

6.裏切り #梅太郎伝説

洞窟の中を覗くと、暗そうだったが、所々にたいまつがセットされているため、歩く分には問題なさそうだ。 「さぁ行くぞ、犬、猿、キジ」 梅太郎は、歩き出したが彼らがついてくる気配がない。 振り返ると、3匹はまるで仁王立ちをしているように横に並んでい…

5.仲間 #梅太郎伝説

モザイクの亀の背中らしきところに乗せられ、あっという間に鬼ヶ島に着いた。 正確に言うと、カタカタと効果音が鳴って気づいたら着いていた。ワープでも使えるのか。 綺麗な森が広がり、道砂利道が整備されており一本道だった。もっと怖いところかと思いき…

4.鬼ヶ島 #梅太郎伝説

あれから、16年が経った。考え方はあまり変わってないが、体は成人になった。 おじいさんとおばあさんも16年歳を重ねたはずなのでもはや生きてるかどうかは分からないが、あの二人のことだ、そんな簡単にくたばるわけがない。 さて、この街にも慣れた。始ま…

3.はじまりの町へ #梅太郎伝説

… あれから何日飛んでいるだろうか。 ずっと海の上を飛んでいる。 ただ、意外と寝れることに自分でもびっくりした。 両頬は未だにズキズキ痛む。 食べ物や水分は、吹っ飛ばされる前にギリギリ梅を 何個かオムツに入れていたのが功を奏した。 しかし、なぜオ…

2.激闘 #梅太郎伝説

武器はない。素手と素手の戦い。 懐かしいこの感じ。何年ぶりだろうか。 格闘家としての血が蘇ってくる。 しかし、お互い衰えたものだ。 全くキレも力もない戦いが続いた。 == 「はあはあはあ…」 長い攻防に二人共息が上がっていた。 昔と変わらず力は互角。…

1.はじまりはじまり #梅太郎伝説

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいた。 おじいさんとおばあさんには子供がいなかった。 毎年梅を作っており、 今年も梅ができる時期がやってきた。 梅の木は、数年前に植えて今では、数十メートルまで育った自慢の木である。 おじいさんは、玄関に…